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MNTSQ社員Blog

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MNTSQ社員による記事
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#機械学習

MNTSQの開発体制を一新します! - ストリームアラインドチームと開発力向上

こんにちは、MNTSQ(モンテスキュー)の高田です。1年前に入社エントリでご挨拶して以来の投稿となります。 前回の記事では、MNTSQのコンサルタント/PMMとして頑張っていくぞ!!と投稿していました。が、実はあれからエンタープライズのお客様のカスタマーサクセスをしながら開発も担当しておりました。SREチームとQAチームの責任者として、SREの西室、中岡とともにインフラ基盤やプロダクト品質に向き合いつつ、当社最大のリアーキテクチャーとなるマルチテナント化をプロジェクトマネー

イベント「PFN西川氏と語る、機械学習の社会実装に向けた挑戦」を開催しました

リーガルテックスタートアップのMNTSQの取締役の堅山です。去る9/28に、株式会社Preferred Networksの西川さんをお招きして、機械学習の社会実装に関してディスカッションする会を開かせていただきました! 当日は、西川さんとMNTSQのCEOの板谷、わたしの3人で下記のようなディスカッションをさせていただいたのですが、PFNさんとMNTSQでのアプローチの共通部分、差異がいろいろ発見でき、個人的にも大変興味深かったです MNTSQとPFNそれぞれの社会実装へ

MNTSQコンサル向けキャリアセミナー第1回を開催しました

2022年4月19日に【MNTSQコンサル向けキャリアセミナー第1回】を開催しましたので、そのイベントレポートです。 はじめに、なぜコンサルか?弊社MNTSQ(モンテスキューと読みます、読み方だけでも覚えて帰ってください!)は、大企業向けに法務領域のSaaSを開発・提供しており、ただいま急成長中です。プロダクトの名前もMNTSQです。本当に急成長できており、T2D3の最初のTを前倒しで達成、引き合いも多い中でお客様に導入を待っていただいている、そんな状況です。 なぜそうな

dajareを言ったのはだれじゃ?

皆さんこんにちは。 MNTSQ(モンテスキュー)株式会社の佐藤渉でございます。 これまでリーガルテック/エンタープライズSaaSでコンサルタントになるとよいこと、みたいな記事を書いてきました↓ ※先日社内でカスタマーサクセス(CS)職について「コンサルタント」と呼称するという変更があったため、上記過去記事では呼称に差異が生じております。ご了承ください ある意味まじめな話が続いたので、今回は箸休めというか会社の雰囲気をゆるーくお伝えする内容で書いてみようと思います。 S

友よ、君はなぜ、法務からCSになったのか⁉(how編)

皆さんこんにちは。 MNTSQ(モンテスキュー)株式会社でカスタマーサクセス(CS)をしている佐藤でございます。 さて本日は、「法務経験者がリーガルテックでCSとして働くといいことがあるのはわかったけど、じゃあどうやってなるのよ?」というテーマでお話しします。 「信頼チケット」を活用法務経験者CSといったって、別に初めからいきなりCSで採用されたりするばかりがルートではありません。 それが、僕が「信頼チケット」と呼ぶやり方です。 リーガルテックも当然社内の法務業務(導

友よ、君はなぜ、法務からCSになったのか!?

皆さんこんにちは。 MNTSQ(モンテスキュー)株式会社でカスタマーサクセス(CS)をしている佐藤でございます。 今年もよろしくお願いいたします。 さて本日は、前回の記事で少し触れた、 「法務経験者がリーガルテックのCSになると何がいいのか?」 というキャリア形成的な側面で詳しくお話しできればなと思っています。 法務経験者の私がリーガルテックでCSとして働いてみてキャリア的にこんなプラスがあるなーと感じているのは、おおむね以下だと思っています。 法務の実務経験を生かした

法務部経験者がリーガルテックのコンサルタントになってみた

皆さんこんにちは。佐藤渉と申します。 契約書のドラフティング、レビューから管理に至るまでの一連のプロセスを変革し、働き方改革や業務のデジタルトランスフォーメーションを実現するプロダクトを提供しているリーガルテック企業、MNTSQ(モンテスキュー)株式会社に所属しております。 突然ですが、私、カスタマーサクセス(CS)をやることになりました。 ※2022年5月26日追記 私の担当する職種について、カスタマーサクセス(CS)を「コンサルタント」と呼称するという社内変更があり

弁護士が気づけばEnterprise SaaSを創業していた話

私が弁護士バッジを初めて着けたとき、まさかテクノロジー企業を経営することになるとは夢にも思っていませんでした。 実は、「法務」というフィールドは、日本でまだ成功事例が少ないEnterprise SaaSの最高の舞台になっています。ですので、私が弁護士として実現したかった世界観を実現するためのベストなアプローチとして、NLP SaaSに行きついたのだと思っています。 今日は、大企業向けのリーガルテック企業MNTSQの代表である板谷から、法務のEnterprise SaaSの

機械学習プロダクト開発の「2年目」とこれから

自然言語処理・機械学習を用いて、企業に眠っている契約書を資産として活用できるようにしていくサービスを作っているMNTSQの堅山です。 弊社の機械学習チームは、契約書データから様々な情報を抽出し、人が活用できるようにするのがの役割です。例えば、誰が相手の契約か?この条項と同じタイプの条項は他にあるか?などなど文書分類、NERなどなどのタスクを解いています。 弊社は現在3年目に突入したところで、無事に実証実験を終え、企業の皆様に使っていただけるところまでたどり着くことができま

Feature Importanceって結局何なの?

この記事の目的GBDT(Gradient Boosting Decesion Tree)のような、決定木をアンサンブルする手法において、特徴量の重要性を定量化し、特徴量選択などに用いられる”Feature Importance”という値があります。 本記事では、この値が実際にはどういう計算で出力されているのかについて、コードと手計算を通じて納得することを目指します。 なお、この記事は3回シリーズの第2回で、最終的にcatboostのfeature importanceの算

catboostの推論の仕組みを理解する (1/2)

この記事の目的catboostというライブラリがあります。GBDT(Gradient Boosting Decesion Tree )という決定木をアンサンブルする方式の識別モデルを学習するものです。同様のライブラリは他にはXGBoostやLightGBMなどが有名です。 GBDTって何やっているの?というのは以下のXGBoostのドキュメントの画像がわかりやすいです。要は、複数の決定木が存在していて、その結果をあわせて結果を決定(アンサンブル)しているわけです。学習に応

機械学習プロダクトで「スクラム」的開発をやってみてわかったこと

こんにちは、MNTSQというリーガルテックの役員をしている堅山といいます。 今回のエントリでは、機械学習プロダクトにおけるアルゴリズム開発の現場で、スクラム的な手法をとりいれたらうまく行ったよ、という話を紹介したいと思います。あくまで、「的」なので、完全にスクラムなんや、という感じではないのをご了承ください。 さて、MNTSQでは、大量の契約書をNLPや機械学習を用いて解析しているのですが、解かねばならないタスクがたくさんあります。契約書からの範囲抽出(タイトル、契約締結

MNTSQの契約書解析を支える技術

こんにちは!リーガルテックベンチャーのMNTSQの取締役をしている堅山と申します。 面接等で、そもそもリーガルテックってどんなタスクを解いているの?という疑問をいただくことが多いです。今回は、前回の記事に続き、MNTSQでどのような問題に取り組んでいるかを書こうと思います。 MNTSQでは、法律事務所向けに「法務デューデリジェンス」という業務を効率化するプロダクトを作っています。法務デューデリジェンスとは、M&Aなどをするにあたって、対象となる会社のリスクを法的な面から評価

MNTSQの機械学習エンジニアの仕事の進め方

こんにちは、リーガルテックのスタートアップであるMNTSQ(モンテスキューと読みます)取締役をしています堅山です。 面談等で質問を頂く機会も多かったので、これから何回かに分けて、MNTSQで機械学習エンジニアがどのように仕事をしているのかについて話していきたいと思います。 今日はまず、MNTSQで心がけている仕事の進め方の話を紹介したいと思います。 もくじ(予定) -  (今回)MNTSQの機械学習エンジニアの仕事の進め方 - 契約書解析を支える技術 - MNTSQの機械