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RubyスポンサーとしてRubyKaigiに出たら、Matzに取り上げてもらえて嬉しかった話

こんにちは!MNTSQ(モンテスキュー)代表の板谷です。

MNTSQは、創業以来初めて外部コミュニティーのサポーターになりました。それがなんと、RubyKaigiのなかでも栄えある ”Rubyスポンサー” でした!

私は恥ずかしながら技術カンファレンスに初めて参加したのですが、本当に参加して良かったです。どんな思いをもって参加したのか振り返ってみたいと思います。

なぜスポンサーになろうと考えたのか

私は非エンジニア(弁護士)ですが、「プログラミング言語」という存在には畏敬の念のようなものを感じていました。

それは、私が「『契約』というツールをもっと良くしたい……!」と模索するなかで、「契約の最終進化形は、プログラミング言語なのではないか」と漠然と思っていたためです。『リーダブルコード』を初めて読んだときの衝撃は忘れられません。

しかし、Rubyは生誕30年の間にこれだけ進化しているにもかかわらず、3000年使われている契約言語のプログラミングにはIDEもGitHubもgemもありません。だから契約って毎回遅いし、ミスが起こるわけです。

ある意味、私はLegalTech企業としてRubyにお世話になっているだけでなく、Rubyの進化の歴史そのものから、契約を進化させるプロダクトのあるべき価値を考えることもできるはずだと感じています。そのような想いから、スポンサーとして応募させていただきました。


実際に参加してみて感じたこと

会場に一歩足を踏み入れてすぐに「これは行ってよかったな」と感じました。会場の雰囲気は私にとってはかなり新鮮で、参加されている方々の目が輝きや興奮が伝わってきて、本当に技術に対するリスペクトが共有されていて、かつRubyという開発言語が愛されているのだなとひしひしと感じました。

MNTSQも、エンジニアチーム中心に総勢10名で参加しましたが、会期中には社内Slack上でさまざま情報交換され、学びとった内容をドキュメントにまとめたものが方々で交換されていました。素晴らしすぎる。


参加者同士でカジュアルに情報交換(with 酒)をする文化も新鮮で、MNTSQメンバーもときに社内で、ときに社外と交流しながら盛り上がっていました。

Official Partyで弊社社員がお酒を振る舞う….…!


MNTSQが実施したこと

MNTSQは、初日のopening noteのすぐ後に、スポンサーとしてRubyに対する想いをプレゼンする機会に恵まれました。

楽屋裏でMatzさんと(少しだけですが)お話しできたのもよかったですし、プレゼン後にMatzさんから

「私も、Rubyのライセンス契約を最初期に自分で作ってみたことがある。それがすごく楽しくて、これはプログラミングに非常に近いなと感じた。MNTSQさんは、その延長線上にあるのかもしれないなと思う」

とコメントをいただけました!日本からプログラミング言語を世界に送り出したMatzさんからこのようなお言葉をいただけるとはまさか思わず、本当によい思い出になりました。

また、2日目の夜にRubyKaigiの会場でも配られていたビールを提供している松本ブルワリー様でBeerHushを企画いたしました!

会場でブースを出すことができず、ノベルティなどを配る機会がないため、BeerHushでは参加していただいた方にお土産を配ることにしました……!

お土産の中身

社内でディスカッションをし、MNTSQらしさがあって、もらった人がうれしいものはなにかを考えたところ、メモパッドにしました。
また、松本らしいものをというところで、おやきにしました

Drinkupの当日は天気もよく、テラス席も使ってみなさん交流を深めていただきました。

テラス席で歓談
お土産を


これからもコミュニティーに貢献していきます!

MNTSQは、今後もRubyだけでなくMNTSQに関わる技術コミュニティーへの支援を継続していきたいと思っています!

10/28 に行われるVue Fes Japan 2023にスポンサーとして参加します!


また、技術交流も積極的に進めていきたいと考えています。ちょうどオフィスが増床して期間限定で広いスペースがあるので勉強会などの会場に困ったら是非MNTSQの社員にお声をかけてください。

最後に - そういえばMNTSQって?

「MNTSQ」

これ、「モンテスキュー」と読みます。改めて。

MNTSQは、契約をまさにRubyのように快適にプログラミングできる言語に変えていくことを目的としたSaaSプロダクトです。いわば、契約言語のためのGitHubやgemやCopilotXを開発しているようなイメージを持っていただければと思います。

契約の独自のビックデータを基礎としたNLPをコア・コンピタンスにすえて、「すべての合意をフェアにする」ことをミッションとしています。

もしご関心がある方は、是非こちらへ。読んでいただいてありがとうございました!!