HR Tech業界で“エモ”ドリブンで働いていた私が、未知のLegal Tech業界で働き始めて半年経った話
こんにちは!MNTSQ(モンテスキュー)株式会社に2023年12月に入社した藤井のど佳です。カスタマーサクセスドメイン(部)でコンサルタントとして、お客様のプロダクト導入・活用支援を行っています。
・・・・・・入社エントリって入社してすぐ書くものじゃないの?って思いましたか?
そうですよね、私もそう思います!笑
ただ、MNTSQという会社はこれまでありがたいことにあまり外部に露出しなくてもお引き合いをいただいていたり採用ができていたこともあり、中で働く人の様子の実態がわかりづらかったと感じています。
そんな背景もあって、入社直後ではなく、一定期間働いた上での自分の言葉で表したいと思ってこのタイミングで筆を取りました。
自己紹介
勝手につけた自分のあだ名はノラ(海外行く時に使っている英語名)です。社内にもう一人同じ苗字の方がいるので、自らアピールをして皆さんにはノラと呼んでもらっています。
趣味は多岐にわたりますが、特にSixTONESというアイドルを推すことや、一人でふらっと海外旅行に出かけること、美味しいクラフトビールやコーヒーを飲むことが大好きです。最近ではwebデザインの勉強も始めてみていて、社内のそれっぽい仕事に積極的に関わりにいったり本職デザイナーの方のお仕事をこっそり眺めたりしています。
これまでは、とある外資IT企業専任でイベントマーケティングの仕事をしたり、HR Techの会社で新卒採用サービスのマーケやCS職をやったり、11人目の社員として社内コラボレーションSaaSの1人目CSをしたりしていました。キャリアの大半がHR Techの業界で、テクノロジーの力を用いてキャリア支援や働く人の可能性を広げることに強い“エモ”とやりがいを感じていました。
人と関わることが好きで、誰かのサポートをすることが好きで、異なる強みやバックグラウンドを持つ人とコラボレーションすることが好きで、常に成長していきたいと思っている、そんな人間です。カスタマーサクセスという職業が天職だと思っています。
そして目指すはCGO(Chief Gaya Officer)!ガヤ担当として社内を盛り上げて仕事がしやすく楽しさを感じられる環境を作りたいと思っています。
MNTSQとの運命の(?)出会い
前職でCS職の採用担当をしていたとき、実は現在の上司である方を採用しようとしていました。しかし残念ながら採用はできず、「MNTSQというリーガルテックの会社に行きます」と聞いたのがMNTSQとの出会いです。笑
その後、転職を考え始めた私がエージェントから紹介され、選考を受けてみたら最初の面接官がその方だったことはかなり印象に残っています。また、その方の転職の軸も知っていて強く共感していたので転職先の選択肢としてMNTSQが有力になっていました。
ただ、正直に言うとリーガルテックという分野には全く興味がありませんでしたし、前職のかなり小さい組織にいて大変だったこともあり、もっと大きな組織・成熟した市場に行こうかと考えていました。しかし、私の転職の軸である「エンプラ向き合いのSaaS CSとしてのキャリアが積める」「プロダクトも組織も未完成で、これから作り上げていける・自分の声が届く」「成長市場で可能性がある」「働くという体験をより良くするためのプロダクトを提供できる」という条件にぴったりだったこともあり、これまでとは異なる業界・社風で不安もあったのですが最終的にはエイヤ!と勇気を出してMNTSQへの入社を決めました。
実際、法務省ガイドラインを受けて、リーガルテック事業者のプロダクトは弁護士法72条の適法性に関して問題ないという結論に世間的には収束したことで急速に発展・拡大しています。法務業務はDXの余地が大いにあり、各社がこぞって開発に取り組んでいる中で、当社は四大法律事務所である長島・大野・常松法律事務所との資本業務提携により圧倒的なデータ量と業務ノウハウを持ち、強力なポジションに立っています。直近ではもう一つの四大法律事務所である西村あさひ法律事務所とも戦略的協業を始め、法務業務のプラットフォームを提供する会社になるという構想を実現するスタートラインに立っています。この成長・拡大の一翼を担えることにとてもワクワクしているのが最近の感覚です。
入社後の驚き
冒頭にも書きましたが、私自身「MNTSQはどんな会社かわからん!!!」というのがあったので、6ヶ月経ってみて、入社前のイメージとのギャップや驚いたこと、社内の雰囲気についてご紹介します。
入社してまず驚いたのは、カスタマーサクセスドメイン(部)のオンボーディングの手厚さです。これまで一人目のCSとしてスタートアップや新規事業部で働いてきたため、「教えてもらう」経験がほとんどありませんでしたし、今のMNTSQのフェーズでそれは正直全く期待していませんでした。笑 しかし、カスタマーサクセスドメインの先人たちの知恵や経験を惜しみなく共有してもらえ、毎日不安なこと・わからないことの共有や解消のための時間を作ってもらえて、その温かさと手厚さに感動しました。この0→1から1→10にフェーズが変わっているタイミングなら、自分も価値を素早く発揮できるのではないかと少し自信が持てましたし、これだけサポートしてくれたのだからお返しの意味も込めて仕事を頑張りたい、という気持ちになりました。
会社の雰囲気
入社前は、経験豊富な大人が多く、CGOを目指すくらいわいわいガヤガヤするタイプの自分とは少しキャラが違うかもという不安がありました。
実際に入社して働いてみると、(私にとっては)難しい議論はあちこちで起きているし、技術的な話にもついていけるビジネス職の方が多いし、コンサルタントとしてプロジェクトマネジメントの経験が豊富な方も多いしで、時々圧倒されたり議論についていけなかったりすることも正直あります。ただ、それはネガティブには捉えておらず、ちゃんと自分としても価値提供したいな、学ぶことが多いな!と感じています。
カジュアルなコミュニケーションの側面から見ると、社内(非公式)部活も活発で、#bukatsu-otakatsu(オタ活部)ではアイドルの話で盛り上がり、推しのライブに一緒に行くこともありますし、#bukatsu-curry(カレー部)や ビール好きな方々とはおすすめのビリヤニやクラフトビールを持ち寄って飲み会をすることもあります。
全社の定例会の時に出現するSlack上のスレッドで皆さんとワイワイすることも大好きな時間の一つです。
蛇足ですが、最近はCGOを目指し、セールスが受注をしたらドラを鳴らし、テックが大型リリースをしたり資金調達をしたりしたらくす玉を割る活動を始めました🎊(やりたい理由をきちんと説明したら秒で購入の承認を下さったCFOに感謝!)
総じて協力的で(秘めた)熱意のある方が多く、私が企画した上記のような社内盛り上げ企画にも積極的に参加してくれて、入社前の不安は払拭され嬉しく感じています。
MNTSQでこれからやりたいこと
このサービスを提供するコンサルタントの一員として顧客に向き合い、今あるプロダクトをただ提供するだけでなく、テックチームと連携し、より良いプロダクトを作り上げていきたいと思っています。また、マーケティングチームと協力してそのプロダクトを広く世の中に届け市場を創ることで、今のお客様にも、まだ見ぬお客様にも、より良い法務・契約書作成管理の体験を提供したいです。
お客様は会社としての導入なので「高いROIがある」とか「リスク管理ができる」というような投じていただいたコストに見合う、もしくはそれ以上の価値提供をしていきたいのはもちろんですが、実際に使うユーザーの皆さんが働く時間をより効率的に、そしてやりがいを感じられるような時間にできるプロダクトを提供できるようになりたいなと個人的には思っています。
ここまで読んでくれた方へ
誰にでもおすすめできる会社!ぜひ入社してね!とは言いませんし言えません。100人の会社でまだ荒削りな部分も多いですし、法務や契約書といった分野に馴染みがない方にとっては興味を持てないと思われても仕方ないかな、と考えているからです。しかし、この成長市場で戦える強みを持ち、プロダクトと会社を一緒に創り上げていけるフェーズの企業は他にはなかなかありません。そしてCSとしてエンプラの経験を積むことができるこの環境は本当に貴重です。
会社や事業に対して少しでも興味を持った方、話だけでも聞いてみたいという方はぜひお話ししましょう!
<最新の採用情報はこちら>