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注釈の表記|UIデザインポリシー整理

リーガルテックAI SaaSスタートアップ、MNTSQモンテスキューのプロダクトデザイナーのクボスケです。

私たちは、レバレッジの効くデザインの仕組みづくりを目指しています。この記事は、MNTSQとしてのUIデザインの基準や方針を決めていく「UIデザインポリシー整理」というプロジェクトのなかで行なわれたディスカッションをもとにまとめたものです。

このプロジェクトの主旨や運営については、初回の記事でも述べていますので、ぜひご覧ください。

それでは、今回のトピックは「注釈の表記」です。


注釈の表記

注釈は、補足が必要な用語や表現について、説明を付記するために使われます。本文テキストなどの中の対応する箇所に印を付け脚注として別の場所に説明文を示す場合や、対応箇所は持たずに情報のまとまり全体に対して説明文を示す場合があります。

注釈の表記は、学術論文や会計資料といった分野や、組織によって局所的なルールが存在することもありますが、一般的には明確に定まっているとも言えません。

情報のまとまり全体に対して説明文を付記する場合、セクションやページの下部や余白に「*」と半角スペースをあけて説明文を記載します。コンテンツ内の特定の箇所を補足の対象として紐づける場合の表記はいったん考慮しません。

言語によって表記は変えず、共通とします。


以下はやりとりの内容を一部抜粋したものです。

ナカシマ:多言語対応プロジェクトの時に、プロダクトの中で混在しているのに気づきました

クボスケ:「※(コメ印)」は日本語の全角の約物なので、当然英語にはないですよね。代わりに「*(半角アスタリスク)」を使えばいいでしょうか。位置が上付きになるので、ちょっと認識しづらい気もします。ほかにも欧文組版では「†(ダガー)」や数字を使うそうです

また、注釈には合番を振って脚注はどこかにまとめるという使い方もありますが、読み物などのコンテンツではともかく、プロダクトのUI上ではあまり無いかもしれません

kassy:テキスト生成AIでは、脚注のような例がみられます。根拠となる箇所へのリンクについて、番号を該当箇所に添えて、下部で「詳細情報」として並べるような使い方です

Microsoft Copilotの例

学術論文だと「*」が一般的という説も聞きます


参考資料